
WordPressブログ、そろそろ1年たったよね。最近どう?

うーん、実は昨年、父の入院、手術などあってね…前回のレポートを出した6月以降、時々手直しはしていたけど新しい記事を書けていなくて…でも、父の介護も落ち着いてきたから、今年に入ってからまたブログを頑張り始めたんだ
でもね、うまくいってなくて…
ちょっと思うところがあって、このブログのドメインを変更したり、別の新しいブログを立ち上げたりしたら、両方ともまだうまくインデックスされなくって困ってるよ

えぇっ大丈夫?それは大変だったね
インデックス?それなぁに?よく分からないけど、うまくいってない現状でも聞かせてほしいな

もう退院したから大丈夫、ありがとうね!
あまりいい報告ではなくて恥ずかしいけど、自分の体験を正直にお伝えすることが皆さんのお役に立てることもあるかなって思うから、私の現状をまとめてみるね
こういうこともあるんだ…、じゃあ私はこうしよう!ていう参考にしてね
この記事の対象者
・これからブログを収益化しようと考えていて、同じ初心者主婦のブログの進捗が気になる40代~60代の初心者主婦の方
・ブログ(AmebaブログとWordPressブログ)を半年ほぼ放置したり、ドメインを変更したりするとどうなるか知りたい方。
・Amebaブログを放置した後の回復具合を知りたい方。
この記事で分かること
・アメブロとWordPressブログを更新しないと半年でPVや収益がどうなってしまうのかが分かります
・半年放置後、アメブロを再開した後のPVの回復具合が分かります
・WordPressブログの独自ドメインを変更した後、なかなか移行が完了せずPVが減少していく体験談を読むことができます
・これらの経験から私が得た学びを共有します
結果:現在までの記事数・PV・収益の変化
データをまとめるにあたり、私のブログ活動の経緯について表にまとめました。
アメブロ雑記ブログ | WordPress副業ブログ | |
2024年1月下旬 | 初投稿&広告掲載開始 | ー |
2024年3月下旬 | ↓ゆるく継続 | 初投稿 |
2024年6月上旬 | ↓ゆるく継続 | 広告掲載開始 |
2024年6月中旬 | 経過報告01 | 経過報告01 |
↓ | ↓ほぼ放置(約6か月) | ↓放置(約8か月) |
2025年12月末 | 復帰 | ↓ |
2025年2月上旬 | ↓ゆるく継続 | ドメイン変更・復帰 |
2025年3月上旬 | ↓ | ↓ゆるく継続 |
2025/4/2 | 経過報告02 | 経過報告02 |
そして、2つのブログの記事数、PV(ページビュー)、収益の変化を表にすると以下のようになりました。
【アメブロ雑記ブログ】
2024 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 2025 1月 | 2月 | 3月 | |
記事数 (累計) | 8(8) | 7(15) | 3(18) | 1(19) | 0(19) | 1(20) | 0(20) | 0(20) | 1(21) | 0(21) | 0(21) | 1(22) | 3(25) | 1(26) | 3(29) |
PV | 226*1 | 413*1 | 150*1 | 294*1 | 116*1 | 88*1 | 106 | 120 | 124 | 59 | 46 | 100 | 127 | 122 | 218 |
収益 | 0 | 4 | 1990 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 |
【WordPress副業ブログ】
2024 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 2025 1月 | 2月 | 3月 | |
記事数 (累計) | 2(2) | 2(4) | 0(4) | 2(6) | 0(6) | 0(6) | 0(6) | 0(6) | 0(6) | 0(6) | 0(6) | 1(7) (分割) | 1(8) | ||
PV | – | 30 | 75 | 84 | 67 | 68 | 33 | 24 | 46 | 27 | 19 | 50 | 35 | ||
収益 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【2024年1~6月のアメブロPVは推定値です】
前回の報告でも、アメブロは2024年1~6月まではアナリティクスに登録していなかったことから、PV値の解析にはアメブロ独自のアクセス解析機能のアクセス数を用いました。しかし、2024年1~3月分は6月時点ですでに消えてしまっていたため、AmebaPickの報酬額から推定することにしました。
しかし、このアメブロ独自のアクセス解析でのアクセス数とアナリティクスでの表示回数を比較しようとすると、アメブロのより2~3割多めに出ていることに気が付きました。そこで、アナリティクスの値と比較できるように、2024年1~6月の分は0.75を掛けた推定値を用いております。
特に2024年1~3月分は推定値をもとに推定しているので、本当にざっくりした数値ですが、まぁ傾向はわかるかなと思っています。
残念な結果でお恥ずかしいですがこれが現状です。
以下で考察をしていきます。なかなか勉強する時間が取れず、まだまだアナリティクスなどのデータの意味するところや、利用方法が分かっていませんが、今できる範囲で自分なりの考察をしてみています。
考察1:ブログ収益化に絶対必要なものはブログ価値の向上
私がこのブログを始めた目的は収益化です。
最初にアメブロを始めたときは、もちろん収益化も視野にありましたが、50歳を過ぎてやりたいことをやっていくためのモチベーションの維持であったり、挑戦の記録であったりという他の目的も大きかったです。一方こちらのブログの目的は、無職だった主婦のブログ収益化の過程を共有することで収益化を目指す、というものです。
では、ブログの収益化に絶対に必要なものは何でしょう?ゴールから近いところから考えてみましょう。

ブログ収益化にはアフィリエイト商品の購入やアドセンス広告のクリックをしてもらわなければなりませんが、そのためには、図1にあるように、読者にその記事やブログが自分に役に立つ、面白いというふうに、読者にそのブログに価値があると認めてもらうことが必要です。だって面白くも役にも立たない、価値のない記事やブログだったら、そこから商品の購入や、広告をクリックをしようと思いませんよね。そして、それに加えて読者からの信頼が大事です。このサイト、詐欺サイト?とか、この人商品を売りたいだけ?とか思ったら、私だったらクリックとか怖くてできません。ワンクリック詐欺?とかも考えます。
このように読者に価値を認めてもらい、信頼されるためには、その前にまずはサイトに来てもらうことが必要です。
では、どうやってブログを読みに来てもらうか。それには二つ方法があります。①検索サイトに上位表示してもらう、②SNSで集客する、です。
①検索サイトで上位表示されるためには検索サイトからのブログの評価が重要です。
検索サイトに上位表示されなければ、そのブログに価値がないのか、というとそういうわけではないとは思います。世の中の誰かにとってはとっても価値があることが書いてあるかもしれません。ただ、検索サイトに上位表示されるということは、多くの人にとって価値があると検索サイトに判断されたということです。そして、多くの人にとって価値があれば、大きな収益につながりやすいですよね。
②SNSでの集客は、まだ検索サイトからのブログの評価が高くなくても見に来てもらえる手段だと思います。SNSの短い投稿が人の興味を引き付ければ見に来てもらえます。いいね!やフォローをすれば、お返しにSNSにいいね!やフォローをもらえ、ついでにブログも見に来てもらえることもあります。アメブロはそういう意味ではSNSと同じように利用できます。
ですが、この場合も見に来てくれた後、とんぼ返りさせずに、ブログ内で次の行動につなげるためには、そこにその人の役に立つ記事や商品があることが大切です。別の記事も読んでみよう、とか、このブログ役に立つからブックマークしよう、とか、この商品よさそうだから買ってみよう、とか思ってもらわないといけません。すなわち、
②SNSで集客するにしても、結局は読者にとってのブログ自体の価値が高いことが重要です。
ですからブログの収益化に絶対に必要なものは(検索サイトおよび読者に対しての)ブログの価値の向上です。
そこでこの後の項では、ブログ価値がこの1年でどう変化したかに注目して見ていきたいと思います。
前回の報告はこちらです
考察2:約半年放置によるブログ価値への影響は?
開始から放置期間後までの間でPVが減少
ブログの価値の変化を見ていきたいのですが、よくそのブログの価値を表す指標の一つとしてPVが用いられていますよね。ここでもまずはPVを見てみます。
ここで言うPVはgoogleアナリティクスにおける表示回数のことで、何回そのページが表示されたか、ということです。ブログの価値が高ければ、たくさんページが表示されそうですね。
アメブロもWordPressブログも開始から活動している時期を経て放置している間に、どちらも月間PVが減少しています(図2)。PVの最大値と最小値を比べてみると(アメブロは2024年2月と11月、WordPressブログは2024年6月と2025年1月)アメブロ雑記ブログの月間PVは413→46、WordPressブ副業ブログのPVは84→19です。
アメブロの方が最大値と最小値の差が大きく、一見、ブログの価値が大きく変化したように見えます。まぁ、もともとWordPressはPVが全体的に少なく、価値が低そうですけどね。
もし、PVがブログの価値を正確に反映しているとすれば、アメブロの初期のPVが高いことからアメブロの初期はブログの価値が放置後よりも10倍ぐらい高かったということになるはずです。
本当にそうでしょうか?

PV数はブログの価値を表しているか?ーPVより検索流入や検索順位を見た方がいい
アメブロは、前回報告した通り、立ち上げ当初検索流入が1割以下でした。アメブロには最初の頃アナリティクスを設定しておらず、詳しいデータがないのは残念です。初期にPVが高いのは、2024年4月までは、これはアメブロ内で「いいね!」やフォローをして見に来てもらえるように頑張っていたからだと思います。5月ごろからは父の介護の問題など出てきて、それをあまりしなくなってきたため大きくPVが低下したものと思われます。
いいね!して、お返しに見に来てくれる、というのは、果たして、そのブログに価値があるから見に来てくれてPVとしてカウントされるのでしょうか?そうではないと思います。いいねしてくれたから、お返しに、という意味であって、私のアメブロに価値があるから読みに来るわけではない。その結果気に入ってくれるかもしれないので、そうやって宣伝することも大事ですが、そのいいね!返しのPVはブログの価値を表していないと思います。2024年4月までのアメブロは、PVは高いですが、おそらくブログの価値は高くないのです。
ブログの価値の変化を知るという目的で考察していますので、その期間は除かねばなりません。ブログの価値を表しているのは、いいね!返しとかで見に来てくれる方を除いたPV、すなわち、ブログの価値は検索流入に現れているということになり、その価値を直接決めているのは検索結果をどの順番で表示するか決めている検索サイト、ということになるはずです。
いいね!返しのPVが多い期間は当てにならないので、PVが実際のブログの価値を表しているのは、頑張って声をかけて見に来てもらうことをしなくなり検索流入の割合が高くなった後の期間ということになります。
PVのうちの検索流入(アナリティクスにおけるorganic search)がどのくらいかを表したグラフが図3です。これを見ると、放置期間の2024年6月~11月の間はアメブロのorganic searchのグラフとPVのグラフは差が小さく、同じ傾向の動きをしています(アナリティクスを使い始めたのが遅く、データは7月からしかありません)。すなわち、この期間はPVはブログの価値を反映していると言えると思います。
WordPressブログは放置前から検索からの流入の割合が大きく、12月まで7割ぐらいは検索からの流入です。なのでPV数は検索流入からの影響が大きく、アメブロの放置期間と同様、12月までのPVはブログの評価を反映していると思われます。

放置の影響を見てみると、アメブロは6月以降5か月間の放置で、PVがさらに減少しています。途中やや増加したり、9月の投稿時にはorganic searchとの乖離も見られますが、その後organics searchと同じ動きで減少しています。WordPressブログはもっと長い7か月間放置していますが、ここでは条件を同じにするため同じ5か月放置時点でのPVを比較します。
すると、アメブロは5か月の放置により88→46、WordPressブログは84→46と同程度PVが減少していることがわかります。両方ともブログの評価が下がったためと思われます。organic searchの値を比較してもいいと思いますが、今回はアメブロの7月の値がなかったので、PVで比較しています。
ではこの時期、二つのブログは同じぐらいの価値だったのでしょうか?
他にブログ価値の指標となりそうなデータを見てみます。それは検索順位と検索順位への表示回数(インプレッション)です。(図4)
この期間にアメブロは検索順位は20位台から40位台へ、検索結果への表示回数(インプレッション)は1/5になっています。
WordPress放置により検索順位が40位台から50位台へと下がり、インプレッションも1/2に減っています。

皆さんも検索結果から読む記事を選ぶときは、順位が上の方から読みますよね。ですから、インプレッションは検索順位の影響を受けます。また、インプレッションは世の中の需要、すなわち検索ボリュームが大きい、需要が大きいキーワードの記事ほど大きくなります。
検索ボリュームの大きなテーマでは、需要も大きいですが、その分競合も多く、検索順位も下がりやすいでしょう。今、収益化のために、ブログの価値何をしたらどう変化し、どうやって価値を上げていくかを考える際には、何を指標としてブログの価値を測ればいいのでしょうか?
検索ボリュームの大きいキーワードでは、同じ価値のある記事でも、検索順位が低くなると思われますが、あなたは検索ボリュームの大きいキーワードの時はボリュームの小さい時よりもっと下の順位のところまで、検索結果を見ようと思いますか?そうはなりませんよね。下の方を見るのは、上の方の記事で悩みが解決できなかった時です。なので、下の方まで見る人の割合が、検索ボリュームの大きさで変わらないとすれば、ボリュームの大きいほうが同じ順位でもたくさんの人が見に来てくれるので、同じ人数が来てくれればいい、というのであれば、organic searchの人数を比較すればいいと思います。
でも、検索順位を上げておけば、検索ボリュームによらず流入は増えるのです。3つのキーワードの組み合わせのロングテールキーワードで1位を取っておけば、3つのうちの2つを組み合わせたショートテール(って言うのかな?)なキーワードでも比較的上位に行けるでしょう。
ブログの価値を上げていくための指標としては検索順位の方を採用した方がよさそうだと私は思います。
ここで、改めてアメブロとWordPressの順位を見てみると、ともに放置により大きく順位を下げています。そして、いいね!回りをしていた2024年4月までの順位は30位前後です。PV数ではこの時期のブログ価値が高そうに見えましたが、順位的には放置開始時の20位よりも低い状態でした。やはり、検索順位の方がPV数よりも実際のブログの価値を正しく反映してくれていそうです。
ですが、気になることがあります。アメブロとWordPressでは、放置開始時の順位がそれぞれ20位台と40位台で、大きく異なります。アメブロの方が高いですね。ブログ価値は放置によりどちらも下がったものの、アメブロの方がWordPressよりも価値が高い、ということになります。
Amebaブログの平均検索順位が高い理由は「ドメインの強さ」
本当に、私のアメブロの方が世間の人の役に立つ、価値のあるブログなのか。
ブログの記事の質としては、個人的にはWordPressの方が高いと思います。文章はうまくないかもしれませんが、内容は濃いと思います。たくさん調べて、考えて書いています。
でも、googleさんは、ひいては、世の中の皆さんは、それを価値が高いとは評価しない、ということでしょうか。googleさんの評価のアルゴリズムは、これでいいのでしょうか?これが正しい評価だというのは、ちょっと私は納得しがたいです。
googleさんの評価のアルゴリズムについては、一旦置いておき、なぜアメブロの方が順位が高いのかについて考えていきます。
考えられる理由としては、アメブロやはてなブログ、noteなどはドメインパワーが大きいということです。これはよく見かける記述です。
実際に経験してみて、放置しても、いえ、放置前から検索順位が高い理由は、もともとアメブロドメインはやっぱり強いからなのかなと思います。最初の1か月の平均順位がアメブロ33位、WordPress66位でしたから。もっと言うなら、記録に残っている一番最初が、アメブロは10.5位、WordPressが113位です。これはすごい違いですよね。
アメブロの方が気軽にかけるので、記事数の多さの効果もあるのかなと思いましたが、一番最初の10.5位や最初の1か月の平均順位の高さがそうじゃない、って言っています。ほとんど実績のないアメブロが10位なんですもの。やっぱり、アメブロにはドメインの強さというものがある、と示唆していて、順位が高い理由は記事数の多さではではないのかな思います。
あるいは、いいね!回りをして集客していたので、そうやって得られたPVが逆にブログの価値を上げてくれている可能性もあるのかなと考えました。調べてみると、効果があると言っている人もいましたが、それはあまり効果がなく、逆効果になる場合もあるという記述も見かけました。いいね!のお返しで見に来たけど、ろくに読まずにいいね!してすぐに帰るってこと、ありますよね。こういう滞在時間の短さが逆に検索順位に悪影響を与えるという説があるようです。私のアメブロは短文が多いので、滞在時間は長くないと思いますので、順位が高いのはPV数や滞在時間の効果ではないのかなとではないと思います。
「アメブロドメイン強い説」を否定するために、いくつかアメブロの順位を上げているかもしれない要因について考えてみましたが、どれもうまくいきません。アメブロのドメインは強い、というのが私のいまのところの結論です。
だとすれば、自分のアメブロの価値を上げるために、それを利用すべきです。検索結果の多様性を確保するために、同じアメブロで書いているブロガーさんのページはたくさんは表示されないと言われていますから、ライバルが多いテーマでは、かなり品質の高い記事や、その人のブログ自体の価値がかなり高くないと表示されないかもしれません。ですが、ロングテールキーワードでライバルが少ないところを狙えば、アメブロのドメインの強さっていうのがあるとしたら、それが生きてくるのではないかと思いました。アメブロならば、ロングテールキーワードさえ選べば、内容の濃い記事でなくても上位表示される可能性がある、と。
実際私のアメブロで一番クリックされている記事は、サーチコンソールで見てみると、キーワードプランナーで10~100というとても小さな検索ボリュームのキーワードからです。2025年4月現在、実際に検索してみると、1位で表示されます。こういう記事をコツコツ集めていけば、その記事のカテゴリーが強くなり、そういうカテゴリーをいくつか作れば、サイト全体が強くなる。サイトが強くなれば、もっと検索ボリュームの大きなショートテールなキーワードででも、上位表示されていくはずです。
もしアメブロのドメインにもともとパワーがあるのであれば、ドメインにパワーがない独自ドメインで始めるWordPressは、同じキーワードで同じ内容の記事を書いても、きっとすぐには上位に表示されないんだろうと思います。でもこの方法をやらない手はないですよね。私のWordPressブログでも、一番人気のある記事はやっぱり10~100程度のボリュームのキーワードから来てもらっていました。
ただ、WordPressの場合、それに加えて何かやらないと、amebaブログやはてなブログのような有名ブログサイトの記事より上にはいけないかなと思います。今のところ思いつくのは数を増やすこと。ですが、ただ数を増やしても、質が低くて役に立たないとインデックスすらされない可能性があります。
質が低くてインデックスされないことについては、次のレポートで報告できればと思います。
アメブロと同じ順位で表示したければ、検索ボリューム10~100ぐらいのキーワードで役に立つ記事を数多く・頻度高く書くことが重要なんじゃないかと思っています。
キーワード選定について書いたサイトを見ると、初心者は検索ボリューム100~1000ぐらいの記事から書きましょうと書いてあります。でも私の書く記事ではそこではまだ勝負できなさそうです。なので、10~100のさらに小さな検索ボリュームのキーワードでアメブロよりもたくさんの記事を積み重ねていって、WordPressブログを育てていこうと思います。
サイト内回遊率が高いだけではダメ!買いたいと思える記事が必要
もうひとつ気が付いたことは、図5でアクティブユーザー数とPV数を見てみると、アメブロの方は来てくれた方は一人当たり平均2PV以上してくれているようですがWordPressブログは1~2PV程度しかしてもらえていないみたいです。すなわち私の場合、アメブロの方がサイト内回遊率が高いということだと思います。

アメブロとWordPressブログの違いは、プラットフォームが違うだけでなく、テーマも雑記ブログと特化ブログで、異なっています。。そして、短文と長文という違いもあります。アメブロはテーマが美容やダイエットなども扱っていて、テーマ的にも量的にも重くないので、気軽に何記事か読んでもらえるんだと思います。
でも、回遊率の高さが収益につながるかというと、今のところはそうはなっていません。アメブロから購入は前回の報告以降発生していません。そもそものPVが少なすぎるというのも一つの要因だとは思います。でも前回の報告で売り上げがあったのはブログ開始後1000PV程度の頃。前回の報告以降のPVはトータルで1000回以上ありますが、1回も購入されていないのです。
すなわち、残念ながら購入につながるようなブログ、購入につながるような記事になっていないということです。
これもよく言われることですが、記事は何を売るかを考えて書かなくてはならない。前回の報告で売れていたのは、シークレットクーポンを掲載した記事からです。こういう分かりやすい直接的なメリットはなかなかつけられませんが、やっぱり読者にとってなにかメリットがなければ、そこでは購入してもらえない、ということでしょう。アメブロで、髪を染めてみたときの感想と使用したカラー剤のアフィリエイト広告を載せたりしていますが、購入はされていません。
検索順位が高くなれば記事を見に来てもらえるけど、その記事から売るもの、読者が買いたいと思えるものがなければ収益にはつながらない。その記事そのものにはなくても、そこから自然な流れでサイト内を回遊して買える場所に商品があること。そしてその商品は、それを買えばその人の役に立つようなもの、その人に得があるものでなければならず、そして、それが分かるような記事、その商品が買いたくなるような記事を用意しておかなくてはいけない。前回の報告で、アメブロのシークレットクーポンで初めてまともな収益が出た際にも書きましたが、読者にメリットがあるということが大事だということを再び確認した感じです。商品と記事、それがそろっていないと購入につながらない、と改めて確認できました。
検索順位が高い記事は用意できても、商品購入につながる記事を用意できていないのなら、Googleアドセンスのようにインプレッション型の広告を貼るもよさそうだとも思いました。
考察3:復帰後のアメブロの回復具合
アメブロは復帰してからの回復は早い
図6は再開した2024年12月以降に注目したPVとorganic searchの数です。アメブロを再開した後は、「いいね」参りを少し強化していたせいか、また検索流入の割合がいったん減っていますが先月は再び8割ほどに戻っています。PVも、放置して低下していたころと比べて、2か月半で2倍ぐらいに回復。検索順位も平均16位まで上がっています。予想外の伸びです。
この回復力の理由もアメブロのドメインパワーの効果なのかもしれません。更新頻度が私にしては高めだということが理由かもしれませんが、それでも3か月で8記事です。約3記事/月です。大して投稿できていません。
あるいは再開後、ロングテールキーワードを含んだいくつかの記事が検索からクリックされているようなので、そのおかげで私のアメブロのドメインパワーが上がったか、なのでしょう。
アメブロの中で検索流入の多い記事は、すべて同じジャンルではありません。実際やってみて気が付いたことですが、雑記ブログは、自分の書ける記事の中で、どんな記事に需要があるのかが分かるところがいいところだと思います。そこから新しい展開を考えてみようと思っています。


考察4:WordPressブログのドメイン変更による影響とその理由
アメブロ復帰と同時にWordPressブログも再開しましたが、思うところがあって、ドメインを変更してこれまで積み重ねたものを失ってしまいました。それどころか、新しいドメインの方で記事がインデックスされません。なので、再開後のアメブロとの比較を直接できなくなってしまいましたが、現状を報告します。
ドメインを変更したのはどうして?
「ドメインの変更はしない方が良い。」これはよく言われることです。そして私もあぁ、本当にそうだな、と実感しました。
そう言われているのは知っていましたが、私のサイトなんてアクセス少ないし、また一から積み重ねればいいや、と思ってドメイン変更をしました。なぜかというと、ドメイン代を節約したいと思っているからです。
でも結論から言うと、一から積み重ねるよりも、私のように評価が上がるのが時間がかかる場合があります。
当初から私はこのブログ以外にいくつかWordPressブログを書きたいと思っていました。その際のドメインは今利用しているXserverの、2つまでドメイン永久無料のサービスを使おうと思っていたのです。
しかし、よく見ると二つ目のドメインは他社へ移管するとかなりドメインの維持にかなりお金がかかったり、移管できなかったりできるものばかりでした。Xserverを利用し続ければ、その問題はないのですが、Xserverは更新して利用する際は正規の料金がかかるので、ちょっとお高い。なので、私はサーバー引っ越しを前提にしています。そのためには移管先でも維持費の安いドメインがいい。
それなら、最初に取得した独自ドメインは.comドメインで、維持費がお安めなので、それをサブドメイン方式やサブディレクトリ方式で運用すればいいと考えました。ですが、最初に取得したドメインは思いっきりhukugyoって入れていて、テーマが違うのにhukugyoって入ってるのはどうなの?って思ったのです。
そこで、新たに.comドメインを取得して、そのドメインでサブドメイン方式のブログを運営することにしました。それならば独自ドメインは1つで済み、引っ越し先(ConohaWingパックやLolipop!ハイスピードプランを予定)でも無料で維持できる可能性が上がります。そして、実際に2025年1月に新ドメインを取得、2月上旬にドメイン変更を実施しました。
ドメイン変更の方法は別記事で書きたいと思います。
ドメイン変更後のPV減少・順位低下とその理由
現在は検索してきてくれる方は、旧ドメインから301リダイレクト転送で来てくれている方がほとんどです。新ドメインは検索結果にほとんど表示されていませんからね。一応順位は新ドメインの方が高い…のかなぁ。
とりあえず、図6を見ると、PVは上記で見た2024年11月の時点の46から、さらなる放置により2025年2月の19位まで低下しました。ドメイン変更後の新旧合わせてのPVはの2月、3月は少し持ち直していますが、organic searchの割合が低いので、googleさんからの評価が持ち直したわけではなさそうです。
図7の順位を見てみても、11月の50位台から、ドメイン変更のあたりでは60位前後にまでさがったのですが、ドメイン変更をして、旧ドメインの順位は3月には70位にまで低下しています。新ドメインは一応50位台ですが、ほとんど表示されていません。
ドメイン変更してみた感想はというと、別にドメイン変更しなくても良かったかなぁって今は思います。そう、実はドメイン変更はちょっと後悔しています。別にhukugyoってドメインに入っていてもよかったんじゃないか。実際、どのサイトも副業につなげたいのだし。そのことがあからさまになのが嫌だったんだけど、広告を載せている時点で、多くの人が分かることだろうし。
でもやってしまったことは仕方がありません。できることをするだけです。その過程でいろんな勉強ができますしね。
では、何とかgoogleさんからの評価を回復するために、PVがとても低い理由を見てみましょう。
理由①新ドメインのインデックス未登録
PVが減ったり順位が下がっただけなら、続けていれば回復するような気がしますが、それだけじゃないんです。
記事がインデックスされなくなりました。インデックスというのは、googleの検索システムのデータベースに登録してもらうこと。インデックスされなければ検索結果に掲載されることはありません。旧ドメインから引っ越してきた記事も、新しく新ドメインで投稿した記事も両方ともです。現在は新ドメインの方はトップページだけ登録されています。

トップページ以外の記事は、
「クロール済み~インデックス未登録」
サーチコンソールにはこう記載されます。
最初は一気にインデックスされたのですが、その後おそらくgooglebotさんが引っ越し前のサイトがあるのに気が付いて、一気に取り消されました。ちゃんとドメイン移行の申請は出していますし、URL検査をするとこちらが正規のURLだと認識してくれているみたいです。旧サイトにはリダイレクト設定もしています。ですが、以前のサイトは多くの記事がインデックスされたままです。
クロール済み~インデックス未登録となる理由を調べてみると、以下のようなものがあるようです。
・低品質なコンテンツ
・重複コンテンツになっている
・RSSフィード
・ページネーションの2ページ目以降
・誤検知
ブログの品質は、旧ドメインでは全記事登録されていたので、問題ないと思います。重複コンテンツなのはその通りなので、ドメイン移行の手続きをしているのですが、何か他に技術的な問題があるのかと思い、いろいろ試してみました。robot.txtファイルもチェックしましたし、noindexになっていないかもチェックしました。canonicalについては旧ドメインでなぜかうまく設定できず、気になるところはあるものの、サーバー側で301リダイレクト設定できていると思うので、canonicalをgooglebotさんが読みに行く前にリダイレクトされてしまっているはずなので大丈夫ではないかと思います。RSSフィードは対応不要なようですし、ページネーションもないと思います。プラグインも変更していないし。つまり技術的には大きな問題はないのではないかと思います。そして誤検知にしては期間が長すぎる気がします。
となるとあとは、botさんが、このブログが新ドメインに移動したのを確信が持てていない…ってことでしょうか?
こちらのブログの更新を頻繁にして、こちらがメインで、本当に引っ越しをしたんだよって、botさんに確信を持ってもらわないといけないのではないかと思います。どなたかのブログでアクセス数の少ないブログはなかなか移行が終わらないと書いてあったと思います。いや、そもそもインデックスされないからアクセス数少ないんですけどね。でも、googleさんも1年は旧ドメインを保持しろって言っていましたから、過疎っているサイトはそのぐらい時間がかかっても不思議ではないのかもしれません。
しかたがないです、気長にがんばります。どうなるか、見守っていただければと思います。検索に出てこないので見まもることも難しいかもしれませんが。
理由②旧ドメインの評価低下(検索結果への表示回数及び順位の低下)
このように新ドメインがインデックスされないのも困ったものなのですが、旧ドメインの評価も下がっていっているようで、検索結果への表示回数や順位も下がってきています。旧ドメインはリダイレクト設定されているし、中身も放置状態なので、評価が下がるのが当たり前ですが、そのために、検索結果に新旧サイトの両方が表示されなくなってきていて、そうすると当然PVは伸びません。新ドメインに早くインデックスを移してほしいです。
今思いつくできることは一つ。新ドメインで、新しい記事の投稿やリライトを続けていくこと。しかもロングテールな需要のあるキーワードで、頻度高め!なかなか難しいですが、頑張ります。
うまくいかなかったドメイン変更ですが、失敗や後悔は、神様が用意してくれた学ぶチャンス。そうだ、これを記事にしよう!と今は思っています。この状況を脱することができれば、その方法を皆さんに共有できますもんね。脱することができれば…ね。
まとめ
悩みが大きくて、長くなってしまいましたがまとめます。
【ブログを約半年放置すると】
・アメブロ、Wordpressブログ共に検索結果の表示回数と検索順位が低下し、PVが減少する
・アメブロはブログ開始初期から、検索順位が高く、放置で順位が下がってもあまり低くならない(アメブロのドメインパワーは強いと思う)
【ドメイン変更をすると】
・新ドメインの記事がなかなかインデックスされない。アクセスの少ないサイトは遅いようだ。
・旧ドメインからの301リダイレクトによる流入はあるものの、旧ドメインは更新されておらず評価が下がっているためか、どんどん旧ドメインの順位が下がっている
・新ドメインのPV数は、新旧両方のドメインからアクセスがあるはずだが、上の二つの理由でドメイン変更前のPV数に届かない
・ドメイン変更はしない方がいいというのは本当だ
【放置後の回復】
・放置後の回復は、体感として、アメブロは回復が早いという感覚がある
【アメブロとWordPressブログの運営で得た学び】
・ブログ収益化にはブログの価値を高めることが重要。ブログの価値は検索順位で評価する
・月間検索ボリューム10-100程度のロングテールキーワードで検索順位上位をとれているものがあるので、このような記事をいくつも書くことで評価を上げていくべき(100-1000を狙えと書いてあるサイトもあったが、私には時期尚早)
・WordPressブログは初期段階で評価されにくいため、アメブロよりさらにこれを強化(更新頻度も上げたい)
・キーワード選びの際に、もっと紹介する商品を意識して、読者にメリットのある、悩みを解決する記事を書く
・アメブロの雑記ブログでは検索流入が増えてきて、私の書ける記事の中で、どのジャンルが需要があるのかが分かるようになり、アンテナとして利用できそう
ここまで1年間、アメブロとWordPressの運営、放置から復帰、ブログのドメイン変更を経験してみて、多くの先輩方が言われていることを実感として体験することができました。これらの多くはブログを始めるにあたって勉強した際にすでに目にしていたことでしたが、実際に体験するまで身に染みておらず、ようやく自分のものにすることができてきたかなと思います。
自己流でやるよりも、すでにできている人から教えてもらった方がいい、と情報商材の売り文句で耳にします。それはその通りなんだろうなぁと思います。
でも情報商材、ちょっと高すぎる気がします。だって、今回自分で体験した学びの多くはすでにネットで無料で公開してくれている人がたくさんいるので。もちろん情報商材はこれ以上のことを教えてくれるんだと思います、
確かに、あちこち探したりしなくていいし、まとめて一か所でこれだけやってればいいんだって、教えてもらうのは楽で効率がいいですけどね。
私は塾講師としてまだひよっこですが、算数や数学の勉強も講師と一緒にやってコツを教えてもらった方が、確かに早くできるようになります。でも、それは本当には理解していないことも多い。やり方を覚えただけ。それももちろん大切です。後から理解が追いつくこともよくあると思います。
だけどやっぱり、そのまま最後まで本質を理解できず、全然応用がきかないこともあるのです。私は、結局勉強は自分でするもの、って思います。自分でするから面白い。自分でやって分からないときに聞ける相手がいると、もっといいなって思うので。もっと大きな壁に当たったときには、どこかに頼らなくてはいけなくなるかもしれません。
長いレポート、お読みいただきありがとうございました。